Lil Debbie - XXIII EP 

Artist: Lil Debbie
Title: XXIII EP
Label: Barong Family
Catalog#: BF049
Format: File
Released: 2017/03/03
アメリカの女性ラッパーLil Debbieをフィーチュアした、Barong Familyの精鋭たちによる5曲入りEP。
Lil Debbieのラップはベースミュージックと相性が良いのは、昨年のアルバム『Debbie』の数曲におけるベースミュージックへのアプローチや、Barong Familyのコンピレーション(過去記事)への参加(本EPの5曲目にもボーナストラックとして再録)を聴いても明らかだが、やはりこのブログ的にはMoksiの手がけた2曲目の「Push」を推したい。
上へ下へと暴れるベースラインがシヴィれる現行ベースハウスに、高音を攻めるサグいLil Debbieのラップがたまらない。つまるところこれは最新のヒップハウスでもあるんだぜ。



Tracklist
01. Lil Debbie & Cesqeaux - Today
02. Lil Debbie & Moksi - Push
03. Lil Debbie & The Galaxy - Immortal
04. Lil Debbie & Yung Felix - Work With That
05. Yellow Claw & FS Green ft. Lil Debbie - All My Bitches
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脇田もなり - Boy Friend 

Artist: 脇田もなり
Title: Boy Friend
Label: Vivid Sound/High Contrast
Catalog#: HCR-9673
Format: 7"
Released: 2017/02/15
『Boy Friend』は、2016年11月にソロデビューした女性シンガー、脇田もなりのセカンドシングル。
デビュー作『IN THE CITY』(過去記事)がCD+アナログ7インチというリリース形態だったのに対し、今作はCD、CD+DVD、そしてアナログ7インチの3形態。おそらくデビュー作の売れ行きは好調だったんだろうなと推測します。

今作は、星野みちるなどのプロデュースを手がけるマイクロスターの佐藤清喜と飯泉裕子によるプロデュース作品。
「Boy Friend」はまさかのハイエナジー/80's初期ユーロビート、しかもまんまKylie MinogueかSinittaか、てな感じのPWLサウンドで、彼女の声質との相性はもう間違いがない。というのも、Especia時代にも「ミッドナイトConfusion (Pureness Waterman Edit)」という名曲・名バージョンが存在しましたからね。
(余談ですが、先日Especiaのラストツアー(過去記事)のダブルアンコールで「ミッドナイトConfusion (Pureness Waterman Edit)」を演ってくれたときは嬉し過ぎてガン踊りしてしまいましたよ。僕はこのハイエナジー・ガールズポップが本当に大好きなんだ。)
この曲はすでにライブでも大盛り上がりだそうですが、例えば将来彼女のアルバムが出るとしたらアルバムの一番いい位置に収まるであろう、彼女の代表曲となり得るキラーチューンだと思いますよ。

カップリングの「赤いスカート」のほうも80's感のある爽快なエレポップで、ファーストシングルとセカンドシングルではそれぞれ作風は違うものの、彼女がかつて在籍していたグループのお客さんを取り込むことができる音楽性を清々しいくらい前面に出しているなぁ。
(結局彼女がかつて在籍していたグループは解散することになってしまったので、彼女が受け皿にならざるをえない状況になったことはなんとも皮肉なものだ。)



Tracklist
01. Boy Friend
02. 赤いスカート

【ビール】 キリン のどごし 春の喝采 


キリンのどごし生から新たな刺客、ブラボーホップを(一部)使用したという "春の喝采" が発売されました。
あたりまえですが、春季限定商品です。

「キリン のどごし<春の喝采>」は春の楽しい気分を盛り上げてくれるパッケージデザインや、ブラボーホップ※がもたらす華やかな香りとすっきりとした味覚が特長の限定商品です。新たな出会いや門出の季節である春に、お客様が明るく前向きな気持ちになれる商品として提案します。
※熟した果実のような華やかでフルーティーな香りを持つアメリカ産のホップ

ニュースリリース

昨年あたりから、各社ともホップで特徴づけたいわゆる "春ビール" が発売されるようになりましたね。ホップ好きとしてはありがたいかぎりです。さっそくいただいてみます。

うーん、華やかでフルーティーな香り、があるような気がする?
たしかにホップっぽい香りはするんだけれど、ブラボーホップっぽいかなぁと言えば正直良くわかりません。
ライトな中にも味わえる苦さがあって、むしろそっちのほうで推したほうが良かったんじゃないかしら。けして悪い第3ビールじゃございませんことよ。



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電気グルーヴ - TROPICAL LOVE 

Artist: 電気グルーヴ
Title: TROPICAL LOVE
Label: Ki/oon Music
Catalog#: KSCL-2874~2875
Format: CD+DVD
Released: 2017/03/01
電気グルーヴ4年振りのニューアルバム『TROPICAL LOVE』。
発売前から媒体では "最高傑作" の評価や自賛が踊っていたので、期待半分、不安半分で聴きました。
だいたいメンバー自らわざわざ "最高傑作" なんて言葉を持ち出してくること自体、眉唾にならざるをえないし、好意的に解釈しても、バンドの調子が良くってキマってる(客観的な判断ができない)状態なんだろうなとしか思えないし。

で、アルバムの全体的な印象は『VOXXX』か『J-POP』(過去記事)みたいだなぁ、というとこ。
いわゆる "電気グルーヴ的" な精神性がつらぬかれていて、しかし残念ながら大半の曲が僕の心にひびかなかったのは、おそらく単に今の気分じゃなかったからなのでしょう。
本作で製作の96パーセントを占めたというGarage Bandの独特の音質にもどうもヘンなクセを感じてしまって、素直に作品世界に没入できなかったりして。
ただし、
(以下、私びびんばの全曲レビュー(未公開)より引用)

#06「Fallin’ Down」
シングルとは別ミックス。浮遊感のあったオリジナルとは違って低音が効いたファンキーな音像に。
#07「ユーフォリック」
このアルバム唯一のインスト曲。卓球先生の作る、泣きのメロディのトランシーなダンストラックに、またひとつ名曲増えた。
#08「トロピカル・ラヴ」
アルバムのリード曲であるにふさわしい、ビーチ感のあるバレアリックなチルアウト・ハウス。あれ、これってトロピカルハウスじゃ・・・。

(以上、引用終わり)
という感じで、6曲め以降のセンチメンタリズム全開のエピックな流れは本当にすばらしいし、この3曲のためだけに本アルバムを聴き続ける価値は充分にあります。

あと、僕が買ったのは何種類か出た初回限定仕様のうちDVDが付いたもので、2016年3月9日にZepp Tokyoで行われた "お母さん、僕たち映画になったよ。" がほぼフル尺で収められている。この公演はZepp Nambaでも行われたけど僕は行ってなくて、これを観ると、あいかわらず今の電気のライブは最高だなおい、という気持ちになります。
『TROPICAL LOVE』、アルバムももちろんだけど、このDVDは必携だと思いますよマジで。



Tracklist
Disc1 (CD) TROPICAL LOVE
01. 人間大統領 / Ningen President
02. 東京チンギスハーン / Tokyo Genghis Khan
03. 顔変わっちゃってる。 / Kao Kawacchatteru.
04. プエルトリコのひとりっ子 / Puerto Rico no HITorIKKO
05. 柿の木坂 / Kakinokizaka
06. Fallin’ Down(Album mix)
07. ユーフォリック / UFOholic
08. トロピカル・ラヴ / TROPICAL LOVE
09. ヴィーナスの丘 / Venus Hill
10. いつもそばにいるよ / Stand by You
Disc2 (DVD) お母さん、僕たち映画になったよ。 @ Zepp Tokyo 2016/03/09
01. Hello! Mr.Monkey Magic Orchestra
02. Fallin’ Down
03. Missing Beatz
04. Shameful
05. 新幹線
06. Eine Kleine Melodie
07. Baby’s on Fire
08. スコーピオン2001
09. Barong Dance
10. あすなろサンシャイン
11. カメライフ
12. TKO Tekno Queen
13. Fake it!
14. Love Domination
15. FLASHBACK DISCO
16. ジャンボタニシ
17. N.O.
18. かっこいいジャンパー



小沢健二 - 流動体について / 神秘的 

Artist: 小沢健二
Title: 流動体について / 神秘的
Label: Universal Music
Catalog#: TYCT-39050
Format: CD
Released: 2017/02/22
小沢健二が『春にして君を想う』以来19年ぶりにフィジカルでシングルをリリースし、さらにいくつかのテレビ番組に出演したりしたことは、良きにつけ悪しきにつけ、おおいに世間をざわつかせました。
その時点で、好むと好まざるとにかかわらず、僕たちは小沢健二の仕掛けにまんまと乗ってしまったことになります。

「流動体について」は、昨年のツアー "魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ"(過去記事)において披露された7曲の新曲のうちのひとつ。
1997年頃の一連のシングル作(『Buddy/恋しくて』『指さえも/ダイスを転がせ』『ある光』『春にして君を想う』 )と地続きな感覚のある楽曲は、ライブで演奏されたときのシンプルなバンド・サウンドではなく、ストリングスを取り入れ、『LIFE』期の楽曲を思わせるアレンジメントが施されている。ストリングス・アレンジを行ったのはもちろん小沢健二の多くの過去作品にかかわっている服部隆之で、あえて自らのパブリックイメージに寄せたこの楽曲に関しては、自己パロディのようにも聴こえる。
で、なぜここにきて自己パロディのような楽曲を発表したのかについては、歌詞を読んで、あるいはこの間のテレビ出演の際に本人の語った内容などから想像するしかないのだけれど、彼なりに自らの並行世界の可能性を確認してみたかったのかな、と思う。
サビの言葉の乗り方がちょっときゅうくつに感じたり、けしてポップスとしてパーフェクトな楽曲ではないけれど、わりと偏屈なコード進行とかも含めてとても気持ちが良い楽曲だと思います。簡単に言うと僕この曲好き。

カップリングの「神秘的」は、2012年に東京オペラシティにて12日間行われたコンサート "東京の街が奏でる" で披露された曲なんだそうですが、こちらは僕としては "魔法的" からもう1曲選んでほしかったなぁと思う。 "魔法的" で演奏された新曲は、どれも小沢健二の新たな地平を垣間見せてくれていたので。

聞くところによると、どうも今回はこの2曲以外の録音は行われていないらしいので(少なくとも国内では)、小沢健二の次の一手というものは当分はないのかな。
でも「流動体について」は、これから何年も聴き続けられる曲だと思います。



Tracklist
01. 流動体について
02. 神秘的
03. 流動体について (instrumental)
04. 神秘的 (instrumental)

Especia SPICE Tour @ 味園ユニバース 2017/03/12 

堀江系ガールズグループからアーバン幻想ジェネレータの終焉へ。

2017年3月末で解散することが発表されている女性ボーカルグループEspeciaのラスト(?)ツアー "SPICE" Tour。
古巣大阪ではグループと縁の深い味園ユニバースで行われた。



2016年6月25日の活動再開からわずか8ヶ月をもってピリオドを迎えるいわゆるEspecia第二章。僕は "SPICE" Tour大阪公演の3日前にあたる3月9日に行われたタワーレコードNU茶屋町店のインストアイベントでようやく初めて観ることができた。

活動再開以降のグループとしての高い評価はTwitterなどで目にしてはいたものの、初めて観たEspecia第二章は、その状態の良さに驚かされた。
第一章についてもそれほど回数を観てきたわけではなかったけれど、その音楽性に寄り添うようなボーカルの安定感が、まるで違うグループかのように成長を見せており、もうすぐ解散してしまうという状況フィルターを抜きにしても、彼女たちの音楽にもっと触れていたいという気持ちになって。

気づけばツアーのチケットを取っていた。



"SPICE" Tour大阪は、フルバンドでのステージ。
味園ユニバースというゴージャスな会場におとらない、甘くきらびやかな楽曲の数々とダイナミックな演奏、そしてムーディーでしなやかさという新たな武器を得たEspeciaのメンバーたち。

ときにアカペラで、ときにフェイクを入れ、伸びやかで、そしてパワフルな声量を自在にあやつり、しかも3人がそれぞれソロをつとめることができるという稀有なボーカルグループ。
これが(ライブでのボーカルの不自由さがなければ最高なのにと思わざるを得なかった・笑)あのEspeciaなのか…。



解散ツアーというネガティブな感情は、ことパフォーマンスの部分においてはほぼ表に出ることはなく(MCで涙を見せたりといった場面はあったけど)、そのおかげもあってなのか、僕がいちばん思い入れのあった5人時代のEspecia(通称E5pecia)の元メンバーたちがステージに上げられるという事故のような出来事があっても、大阪なのでもしかするとそんなことが起こり得るんじゃないかと前日に夢想して泣きそうになってたこの僕が、(40代を迎え語彙力が衰えているとは言え)ただ「ヤバイ!!」としか言えなかったし、祝祭的なライブの雰囲気のなかで感じていたのは、ただひたすら

ヤバイ!!
楽しい!!
Especia最高!!
音楽最高!!

という感情だけだった。
そう、ここにいるのは僕が本当に観たいと思ってやまなかったEspeciaだったんだ…。



それだけに、この1年ほどのEspeciaは結局何がやりたかったんだろうと思ってしまうのが正直なところだし、重たい事情がおそらく複数あるのだろうけれど、もうすぐ終わってしまうことがほんとうに残念で、悔しい。

あと5年、いや3年続いていたら、Especiaはとんでもない高みにまで登っていたであろうことは、今回のライブを体験したあとだと想像に難くない。
そんな可能性が潰えてしまうのはもったいないの一言なので、どうか楽曲の容れ物としてのグループ存続を、もしくは数年後のEspecia復活を、心からうったえたい気持ちでいっぱいです。



ともあれ、僕がEspeciaと出会ってからは3年にも満たない期間だったけど、楽しい時間だった。今は感謝しかない。ありがとう。

…っていつか思えるようになるのかなぁ。僕にはまだ無理だ(笑)



Especia "SPICE" Tour @ 味園ユニバース 2017/03/12 セットリスト
Intro (GUSTO)
X・O
Funky Rock
Danger
Aviator
Rittenhouse Square
嘘つきなアネラ
Mistake
きらめきシーサイド
海辺のサティ
(MC)
トワイライト・パームビーチ
FOOLISH
ナイトライダー
Boogie Aroma
アバンチュールは銀色に
(MC)
Ternary
No.1 Sweeper
(Encore)
Bayblues
YA・ME・TE!
YA・ME・TE!
YA・ME・TE!
(2nd Encore)
ミッドナイトConfusion (Pureness Waterman Edit)
No.1 Sweeper

The Insiders - Flippin Ho's 

Artist: The Insiders
Title: Flippin Ho's
Label: Noize Junky
Catalog#: NJ093
Format: File
Released: 2016/12/02
ベルギーのハードスタイル/ジャンプスタイルのレーベルNoize Junkyから、ベルギーのジャンプスタイル・ユニット、The Insidersのシングル。

改めて説明しておくと、ハードスタイルはハードダンスとニュースタイル・ガバから1999年頃に派生したジャンルで、ジャンプスタイルはハードスタイルから2008年頃にさらに派生したジャンルなんですが、どちらもオランダ生まれで、ステップを駆使した足技のダンスのことを指すと同時に、それらのダンスのための音楽のことを指す単語でもあります。単語の意味としてはフットワークなんかと近いニュアンスのものだと考えればわかりやすいんじゃないかな。
ハードスタイルもジャンプスタイルも、オランダやベルギーあたりでは現在も盛んなようで、YouTubeなどで検索すると、ダンスバトルの様子や、チームでステップや振りを合わせて踊ってみた動画(どれも観ていてかっこいい!)がざくざくと出てきます。ただしハードスタイルやジャンプスタイルはシャッフル(メルボルン・シャッフル)とも混在している模様で、今なお動き続けているダンスのジャンルであることが見てとれます。
ちなみにジャンプスタイルのステップは、4拍の音楽に合わせて5拍のステップを踏んでいくという、なかなか鬼畜なものです(笑)
音楽としてのハードスタイルは、ハードダンス由来の壮大かつドラマティックな曲調とニュースタイル・ガバ由来の電子的に歪められたキック(でもいわゆるガバキックとはちょっと違う)が特徴で、BPMはあまり速くないものが多いです。ジャンプスタイルはそこからさらにオールドスクールに回帰したかのようなミニマルなダンスミュージックっぽさがあり、歪んだキックのかっこよさが引き立って感じられます。

僕はもともとガバが好きだったので、ガバの遺伝子が色濃いジャンプスタイルという音楽に大いなる魅力を感じるわけですが、同時に、音楽的には、ジャンプスタイルは90年代のシカゴのUC (Underground Construction) なんかに代表されるいわゆるUSハードハウスの再来のようにも感じています。
シリアスな音楽ファンを自認するひとたちにはまったくオススメする気はないけど、ジャンプスタイル、僕は今さらながらにハマっております。



Tracklist
01. Flippin Ho's

Riot Ten & Sirenz - Scream! 

Artist: Riot Ten & Sirenz
Title: Scream!
Label: Dim Mak
Catalog#: NN052
Format: File
Released: 2017/02/28
Steve Aoki主宰のDim Makから、Riot TenとSirenzのコラボトラック。
Dim MakはAutoerotiqueなどを擁していることから、個人的にも現行ベースハウスのリリースのチェックには今や欠かせないレーベルのひとつとなっています。

本作「Scream!」は、UKファンキーっぽさのある硬めのリズムとボイスサンプルが特徴的なベースハウス。ブンブンと、あるいはフォンフォンと鳴るたたみかけるようなベースサウンドには荒々しさと疾走感があって、否が応でも体を動かしたくなります。
トラップやグライムを得意とするRiot Tenとエレクトロハウスを得意とするSirenzの良いとこ取りのようなナイストラックです。



Tracklist
01. Scream!

Acidice303 - Acidice1 

Artist: Acidice303
Title: Acidice1
Label: LUXU303
Catalog#:
Format: File
Released: 2017/03/02
昨日に続きもう一発、国産のアシッドハウスを。
千葉のアシッドショップLUXU303が始めた同名レーベルの第3弾は、静岡発の謎のアーティストAcidice303のデビュー作。
いい意味でラフさの残る303使いドライブ感を生み出していて、変化し続けるミニマルなリフにぐいぐいと引き込まれていつまでも聴き続けていられるというナイス・ファンキーアシッドチューン。
LUXU303もAcidice303も、ともに今後の動きも面白そうなので、アシッド好きとしては注目しておきたいと思います。



Tracklist
01. Acidice1 (Original Mix)

VA - Acid 301 

Artist: VA
Title: Acid 301
Label: AcidWorx
Catalog#: AC301
Format: File
Released: 2017/03/03
今年はアシッドハウス誕生30周年なのだそうで。これはおそらくPhutureの「Acid Tracks」リリースから30年、という意味なのだと思うのですが、そんな今年の3月3日(303の日)にリリースされた、AcidWorxの新しいコンピ・シリーズ第一弾。参加しているのはSERi、909state、そしてMitaka Soundという、国産アシッドの精粋と言うべき三組。

表拍で鳴る303がジャストなグルーヴを生み出すSERiの「Rude Acid」、オールドスクール・シカゴハウスのリズムに複層的な303のサウンドが押し寄せる909stateの「Serial Killer」、そしてファンキーかつトリッキーなリズムが走ってるMitaka Soundの「Blast Furnace」。
三者三様、それぞれの特徴を魅せた、しかもダンスフロア対応の、リアル・アシッドハウス。ここ最近聴いたアシッドの中でもずば抜けて良いです、3曲とも。

そろそろ海外にも、日本が高品質のアシッドハウスの一大産地であるという事実が広く知れ渡ってもおかしくない時期に来ていると思うのですが、みなさんいかがでしょうか。



Tracklist
01. SERi - Rude Acid (Original Mix)
02. 909state - Serial Killer (Original Mix)
03. Mitaka Sound - Blast Furnace (Original Mix)