天ぷら あら木 (札幌・すすきの)
コロナ禍になってもうすぐ3年。
かつては見知らぬ酔客と肩の擦れ合うような立ち飲み屋なんかが大好きだったのですが、社会的距離が保てないようなお店に行くのがすっかり怖くなってしまいました。
そうなると、外でお酒を飲もうとすると鮨屋かフレンチあたりにしか身の置きどころがなかったのですが、なるほど天ぷらという手もありよりのありだな、と思わせてくれたのがこのお店。

すすきののわりとど真ん中に近い位置にお店を構える「天ぷら あら木」。
ミシュランでは2つ星、ゴエミヨにも掲載されています。
今年、6月と10月の2度お邪魔しました。
上の店の写真は6月に撮ったもの。
今回の記事では10月の内容を紹介します。

店内はカウンター9席で、夜の2回転が基本ライン。
先ずはアテからスタートします。
サワラとイクラを山わさびで和えたやつを、マスターズドリームの生ビールで乾杯します。
山わさびの刺激がいいですね。
北海道に来るようになってその魅力に目覚めた食材のひとつです。

続くアテはあん肝と奈良漬の最中。
フタを外して中身をちびちびとやりますが、これに日本酒を合わせないという罪を犯す勇気は僕にはありません。

おすすめの北海道の日本酒を冷や(常温)でお願いすると「北海道でいちばん高いお酒持ってきて!」という大将の声に店内が笑いに包まれました。
あん肝・奈良漬と日本酒、たまらん。

ところで最近の僕はビールと日本酒を同時に頼み、料理に合わせて飲み変えることが多いのです。
あまり行儀の良い飲み方ではないかもしれないけど。
なので揚げ銀杏にはビール。

なめこのすまし汁にはイカ真薯が。 ここから天ぷらに入ります。

先ずは海老の殻をお煎餅風に。

ふたつ目の海老はレアで。
余熱でどんどん火が入ってしまうので、本当は写真なんて撮らずに供されるとすぐに食べないといけません。
とろっとしてますねぇ。

みっつ目の海老はしっかりめに揚げたもの。
火を通すと海老の甘みが目立ちますね。
同じ食材でも食感、風味が異なって面白いです。

アオリイカ。
これはまあ普通だったかも(笑)

これは珍味ですねぇ。
バチコ(ナマコの卵巣を干したもの)。
餅米とともに供されます。
間違いなく日本酒に合う逸品。

キス。
天つゆにザブンと直接投入されます。
ここの天つゆも鬼おろしをたっぷりといれて、それだけで酒が進みます。

蓮根は手渡しで。
鮨屋でもこういう供され方たまにあるけど、楽しいですよね。

雲丹はムラサキウニだったかな(アルコールのせいで記憶が…)。
まぁ間違い無いです。

次のお酒には福島の飛露喜を選んでいただきました。
北海道のお酒でよかったのですが…(笑)

アマダイ。
間違いなくこの日いちばんのお皿でした。
香り、食感ともに素晴らしかった。
お隣さんは今月2度目とのことで、代わりにノドグロが供されていたようです。
そちらも気になった。

栗。
赤い万願寺。

穴子。
こちらも天つゆに投入。

うなきゅう。
巻物でコースを締めるのって、まるで鮨屋のようです。
海苔の香りがいい。

締めのご飯、この日は天茶と天丼と天ばらから選べました。
前回天茶にしたので今回は天ばらで。
食感が楽しい。

デザートは、1時間低温でじっくりと揚げられたさつまいもに自家製の牛乳アイス。
初めてあら木に来たときは、コースの冒頭でさつまいもを切っているのが見えたのに全然出てこないのでずっと不思議に思ってました。
とても天ぷら屋さんらしいデザートで好きです。
コース料理だとお酒を合わせるとだいたい料理の値段の倍くらい、というのが僕のお酒を飲む量と支払いの肌感覚なのですが、飲んで食ってひとりアタマ2.5万でお釣りが来るというのは、当店はすすきのという繁華街ど真ん中な場所柄にも関わらず、お酒の値付けが相当良心的なのだと思う。
ドーイチ(北海道一)の誉高い天ぷら、またお邪魔したいです。
かつては見知らぬ酔客と肩の擦れ合うような立ち飲み屋なんかが大好きだったのですが、社会的距離が保てないようなお店に行くのがすっかり怖くなってしまいました。
そうなると、外でお酒を飲もうとすると鮨屋かフレンチあたりにしか身の置きどころがなかったのですが、なるほど天ぷらという手もありよりのありだな、と思わせてくれたのがこのお店。

すすきののわりとど真ん中に近い位置にお店を構える「天ぷら あら木」。
ミシュランでは2つ星、ゴエミヨにも掲載されています。
今年、6月と10月の2度お邪魔しました。
上の店の写真は6月に撮ったもの。
今回の記事では10月の内容を紹介します。

店内はカウンター9席で、夜の2回転が基本ライン。
先ずはアテからスタートします。
サワラとイクラを山わさびで和えたやつを、マスターズドリームの生ビールで乾杯します。
山わさびの刺激がいいですね。
北海道に来るようになってその魅力に目覚めた食材のひとつです。

続くアテはあん肝と奈良漬の最中。
フタを外して中身をちびちびとやりますが、これに日本酒を合わせないという罪を犯す勇気は僕にはありません。

おすすめの北海道の日本酒を冷や(常温)でお願いすると「北海道でいちばん高いお酒持ってきて!」という大将の声に店内が笑いに包まれました。
あん肝・奈良漬と日本酒、たまらん。

ところで最近の僕はビールと日本酒を同時に頼み、料理に合わせて飲み変えることが多いのです。
あまり行儀の良い飲み方ではないかもしれないけど。
なので揚げ銀杏にはビール。

なめこのすまし汁にはイカ真薯が。 ここから天ぷらに入ります。

先ずは海老の殻をお煎餅風に。

ふたつ目の海老はレアで。
余熱でどんどん火が入ってしまうので、本当は写真なんて撮らずに供されるとすぐに食べないといけません。
とろっとしてますねぇ。

みっつ目の海老はしっかりめに揚げたもの。
火を通すと海老の甘みが目立ちますね。
同じ食材でも食感、風味が異なって面白いです。

アオリイカ。
これはまあ普通だったかも(笑)

これは珍味ですねぇ。
バチコ(ナマコの卵巣を干したもの)。
餅米とともに供されます。
間違いなく日本酒に合う逸品。

キス。
天つゆにザブンと直接投入されます。
ここの天つゆも鬼おろしをたっぷりといれて、それだけで酒が進みます。

蓮根は手渡しで。
鮨屋でもこういう供され方たまにあるけど、楽しいですよね。

雲丹はムラサキウニだったかな(アルコールのせいで記憶が…)。
まぁ間違い無いです。

次のお酒には福島の飛露喜を選んでいただきました。
北海道のお酒でよかったのですが…(笑)

アマダイ。
間違いなくこの日いちばんのお皿でした。
香り、食感ともに素晴らしかった。
お隣さんは今月2度目とのことで、代わりにノドグロが供されていたようです。
そちらも気になった。

栗。
赤い万願寺。

穴子。
こちらも天つゆに投入。

うなきゅう。
巻物でコースを締めるのって、まるで鮨屋のようです。
海苔の香りがいい。

締めのご飯、この日は天茶と天丼と天ばらから選べました。
前回天茶にしたので今回は天ばらで。
食感が楽しい。

デザートは、1時間低温でじっくりと揚げられたさつまいもに自家製の牛乳アイス。
初めてあら木に来たときは、コースの冒頭でさつまいもを切っているのが見えたのに全然出てこないのでずっと不思議に思ってました。
とても天ぷら屋さんらしいデザートで好きです。
コース料理だとお酒を合わせるとだいたい料理の値段の倍くらい、というのが僕のお酒を飲む量と支払いの肌感覚なのですが、飲んで食ってひとりアタマ2.5万でお釣りが来るというのは、当店はすすきのという繁華街ど真ん中な場所柄にも関わらず、お酒の値付けが相当良心的なのだと思う。
ドーイチ(北海道一)の誉高い天ぷら、またお邪魔したいです。
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- [2022/10/30 16:01]
- びびグルマン(ex.酒場放浪記) |
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