ele-king vol.1 (メディア総合研究所/2011)
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2010年1月に、まだ放送開始前だったDommuneのサイト内にウェブ版ele-kingが復活し、そして今回の紙媒体での復刊、である。ウェブ版の内容がかなり充実していたので、ことさらフィジカルリリースが必要だとは個人的には思えなかったが、まぁいろいろ理由もあるのだろう(というよりも、ウェブ版自体が紙媒体での出版のための助走だったのかも)。こうして10年振りに、紙の雑誌の『ele-king』がさらに判型が小さくなって手元に届いたことは、ともかく喜ばしいことである(ただし復刊というからにはvol.1ではなくvol.35という表記にしてほしかった)。
まぁさすがに内容のほうはクラブミュージックとの関わりがさらに薄くなってしまっており(とは言ってもSeefeelのインタビューやダブステップ特集、ウェブ版に掲載されたディスクレビューの再録などはその存在感を未だ発揮しているが)、誌面の雰囲気としては、まるで最初期の『Quick Japan』や青山正明の『危ない1号』といった90年代のサブカル雑誌のようだわ(話はずれるけど、青山正明って10年前に死んでたのか。さっきWikipedia見るまで知らなかった)。
古本屋のカビ臭さと乾いた精液の匂いがする1冊(これ、一応批判じゃないつもりなんだけど)。
![]() | ele-king vol.1 (2011/01/18) 不明 商品詳細を見る |
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- [2011/02/16 15:38]
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コメント
興味があるところをパラパラめくって
ようやく半分くらい読み終えました。
野田さんのやや湿り気を帯びた文体が
全然変わっていなくて安心しましたw
初期の頃の面白さは、冒頭に読者の投稿コーナーを
持ってきて、ライターのリプライと共に掲載する
形式を取っていたところですね。
テクノやクラブミュージックに対する剥き出しの
感情がワッと出ていて、非常に読み応えがありました。
ようやく半分くらい読み終えました。
野田さんのやや湿り気を帯びた文体が
全然変わっていなくて安心しましたw
初期の頃の面白さは、冒頭に読者の投稿コーナーを
持ってきて、ライターのリプライと共に掲載する
形式を取っていたところですね。
テクノやクラブミュージックに対する剥き出しの
感情がワッと出ていて、非常に読み応えがありました。
>> kohさん
> 冒頭に読者の投稿コーナーを
> 持ってきて、ライターのリプライと共に掲載する
ありましたね。
今思うとオーソドックスな雑誌の作りをしていたんだなぁ。
当時はインターネットもまだ広まっていなかったので、『ele-king』を含むいくつかの雑誌が本当に重要な情報源でした。
> 持ってきて、ライターのリプライと共に掲載する
ありましたね。
今思うとオーソドックスな雑誌の作りをしていたんだなぁ。
当時はインターネットもまだ広まっていなかったので、『ele-king』を含むいくつかの雑誌が本当に重要な情報源でした。
『危ない1号』懐かしいですねぇ!
昨年、村崎百郎さんも亡くなられましたよね…。
昨年、村崎百郎さんも亡くなられましたよね…。
エレキングといえば芝原龍弥のわけわかんないディスクレビューというイメージが強かったのですが、最近名前を見かけないなと思ったらタレントさんになってました
http://www.ankh-ing.com/staff/mo-shibaharatatsuya.html
http://www.ankh-ing.com/staff/mo-shibaharatatsuya.html
>> ka2さん
あぁ、村崎百郎は殺されてしまいましたね・・・。
青山正明は自殺だというし・・・。
なんだかなぁ・・・。
青山正明は自殺だというし・・・。
なんだかなぁ・・・。
>> LEGO CITYさん
あぁ、これ先日ツイートされてましたね!
正直言って芝原龍弥がどんなレビューを書いてたのか全く記憶にないのですが、名前だけは覚えています。
正直言って芝原龍弥がどんなレビューを書いてたのか全く記憶にないのですが、名前だけは覚えています。
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