水曜日のカンパネラ - トライアスロン 

Artist: 水曜日のカンパネラ
Title: トライアスロン
Label: Tsubasa Records
Catalog#: TRNW-0090
Format: CD
Released: 2015/04/15
水曜日のカンパネラの傑作4thミニアルバム『私を鬼ヶ島に連れてって』(過去記事)からおよそ半年。トゥイニー(ついに)新作の登場である。長かった。この半年は本当に長かった。水カンの新曲待望論は全俺の中で煮えたぎり続けていたのだ。
そんな待望の新作は、3曲入りのEP。これまでヴィレッジヴァンガードの一部店舗とタワーレコードのみだった流通が、いよいよ全国販売開始である。

「ディアブロ」は、水カンの頭脳ことケンモチヒデフミ作詞作曲によるお風呂讃歌(Dear風呂)。パーカッシヴなイントロにダブステップっぽいリズムと大仰なシンセが入り、コムアイのラップの冒頭が "いー湯だーねいー湯だね 手のひらの皮がふやけるね" と来た! もうこれだけで名曲の予感がビンビンくるのに、"イボ痔と切れ痔とその仲間たちも あっという間に即完治ー" などという酷い歌詞も健在。あのひと(ケンモチさん)絶対うら若い女の子(コムアイ改め小室愛改め小向さん)にこの歌詞歌わせてハアハアしてるに決まってるんだぜこの変態! ケンモチさん本当にありがとう(笑)。
なおかつ曲の中盤からはケンモチ節ともいうべきガットギターとピアノが加わり、じわじわと…いや、ぽかぽかと多幸感あふれる展開に。お風呂大好き! お風呂最高!
もう一点特筆すべきは、超ぶっといベース。さっきイントロではダブステップっぽいって書いたけど、むしろ2 Stepだわこれ。どちらかというとダブステップの暴れるベースじゃなくて、ドラムンベース由来のブーンッ!って鳴るベースだもん。超いい!

で、実は残る2曲は、水カン初の外部プロデューサーの手による作品。
先ず「ナポレオン」を手がけたのはN.O.R.K.のOBKR。先行してMV(YouTube)が公開されてファン界隈では大きな話題となったのも記憶に新しいところだが、これがフロア強度抜群の超クールなディープハウス! コムアイってこんなヴォーカルの乗せ方もできるのかって思いました。たぶんこの曲は水カンの活動史の中でもエポックメイキングであり分水嶺になると思う。
最後の「ユタ」はオオルタイチ作。"ユタ" は宮古島の巫女のことらしいけど、荘厳で土着的でちょっとサイケデリックなトラックと、宮古島の神歌を基とした歌詞を歌うコムアイのアシッドな声質の相性は、とても良いように思う。水の音で組まれたリズムも面白い。

三者三様、まさにトライアスロンな本作を聴くと、次の来るべきアルバムを作るのはまぁ大変だろうなぁ、などといらない心配をしてしまう。
6~7月のワンマンツアーまで、この3曲(と、もう1曲。詳細は次回のエントリで)を聴きながら乗り切ることにいたしましょう。

トライアスロントライアスロン
(2015/04/15)
水曜日のカンパネラ

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Tracklist
01. ディアブロ
02. ナポレオン
03. ユタ
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