Grateful Beer Live Festival '15 @ CCO名村造船所跡地 2015/09/06 

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GRATEFUL BEER LIVE FESTIVAL'15

さる9月5日・6日の2日間、大阪クリエイティブセンター(名村造船所跡地)にて、ベルギービールとテクノのイベント "Grateful Beer Live Festival" が行われた。
ビールとテクノ? それ俺のことでしょ? と若干の義務感も持ちつつ、喜び勇んで2日目に遊びに行ったビールブロガーである。
正直なところ、ビールブロガーはベルギービールはそれほど詳しくないのだが、当日は樽生20種類を含む計35種類のベルギービールが適正価格(Sサイズ400円・Mサイズ600円)で楽しめるということもあり、ビールブロガーは頬と財布の紐が同時にゆるみっぱなしであった(実際にはビールブロガーの持っている財布には紐などついていないが、これも文章をスムーズに展開させるためのレトリックである。だいたい今どき紐のついてる財布を持ってるひとなどビールブロガーは見たことがない)。
なお、本記事では一人称を "ビールブロガー" で押し通して最後まで書くつもりであったが、早くもうっとおしくなったので以下普通に戻すこととする。

さて、メインステージの入口付近では、森本晃司氏によるライブ・ペインティングが行われていた。前日には、氏がMVを監督したケンイシイのクラシック「Extra」をケンイシイ自身がDJでプレイし、氏もステージに登壇するという、90年代ジャパニーズ・テクノ・ファン感涙の場面が見られたという。



メインステージでは、元スーパーカー・現LAMAのナカコーによるソロ・プロジェクト、Nyantoraのライヴがスタートというタイミング。
音楽的にはドローンやアンビエントの体裁を借りたエレクトロニックなダブという印象で、ドープであったりときにはEであったりと、意識を跳ばされるめくるめく音像に圧倒された。



メインステージ、続いてはmergrimのライヴ。今回はTMGcoresetという、サックス、キーボード、ドラムを加えた4人編成のバンドセット。ジャズやフュージョン色を前面に出したテクノ、ハウス、エレクトロ、ドラムンベースといった音楽性は見ていても楽しく、また自然とカラダが動いた。

ところでこの間飲んだビールは、初陣(ホワイト・ビール)、パウエルクワック(アンバー・ビール)、ホップフロード(アンバー・ビール)、ルルエスティバル(セゾン・ビール)、セゾンドッティニー(セゾン・ビール)…あと何飲んだっけか。なるべくヴァリエーション豊かに選んだつもりだったが、こうしてまとめて見るとずいぶん偏ってる。



メインステージに戻り、Logic System+齋藤久師のライヴ。説明するまでもなく、Logic Systemはテクノ・レジェンド、松武秀樹によるプロジェクトだ。
過去の映像でしか見ることのなかった、いわゆる "タンス" のヴィジュアルにアガりつつも、奏でられる音は非常にモダンなエレクトロニック・ダンスミュージックであることに驚き。終盤、ファンサービス的にレトロなテクノポップ風の楽曲も演奏していたが(会場に詰めかけたイエロー・マジックおじさんたちはきっと大喜びだったことだろう)。
あと、これはLogic Systemを観て感じたことではないけれど、どれだけ実験的で前衛的な電子音やノイズであっても、ビートさえあれば一瞬にして共同体の音楽になることを改めて感じた。ダンスビートはかくも偉大なり。



続くメインステージのトリを務めたのは石野卓球。僕が卓球先生のDJを聴くのは、じつに2年10ヶ月ぶり。
オーバーアクションなポージング(?)と手数の多いEQでフロアを煽りつつ、序盤はハウスやニューディスコっぽい感じのトラックものからスタート。シカゴ・アシッドハウスのクラシックを連発して大喜びしていたかと思えば、いつの間にか僕はディスコやハイエナジーで無心に踊りまくっていて、ベルリン・ミニマルやハードコアテクノ・クラシックで突如サディスティックに鞭を振るわれたかと思いきや、再びアシッド地獄という、知らない間にいろんなところに連れて行かれるような変幻自在のDJプレイ。本当に楽しかったなぁ。
ちなみにアンコール前のラスト曲は自身の「Chieko's Acid Experience」(邦題は「松本ちえこのアシッド健康法」笑)。卓球先生、自分のトラックをDJでかけるって、実は珍しいよねえ?

Grateful Beer Live Festival、ビールのラインナップも会場の雰囲気も、控えめに言っても最高だった(DJ/ライヴアクトのラインナップはもっと冒険してもいいかも)。来年の開催も切に希望する次第であります。
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