水曜日のカンパネラ ワンマンライブツアー ジパング @ umeda AKASO 2015/11/27 


僕にとっては1月半振り、通算6回目の水曜日のカンパネラのライヴは、ニューアルバム『ジパング』(過去記事)の名前を冠した、全国7ヶ所を巡るワンマンツアーの大阪公演。会場のumeda AKASOって知らないなぁとか思ってたら、実は元バナナホールのことでした(笑)。

会場のキャパ700に対して、僕の前売券の整理番号は643番。今回は前の方で観るのはあきらめて、ライヴ会場全体の雰囲気を楽しもうと、僕の心は初めから決まっていました。はっきり言って余裕シャクシャクシャクシャインだったわけですが、ま、その理由は来月あたりにあきらかになるでしょう(笑)。
そもそも今回のチケット、2度あった先行予約のいずれも抽選ではずれてしまい、一般発売でほうほうの体で取ったのである。水カンのライヴチケット、いつの間にかプラチナ化しとる。チケット取れただけでもonの字なのである。

入場すると、ステージのスクリーンに物販の紹介映像が流れ、時折たどたどしい影ナレが注意事項等を読み上げる(その正体は水カンの裏方その1ケンモチヒデフミ氏であった)。
開演時間を15分ほど押して、スクリーンに黄金のピラミッドの映像が現れた。

ステージ上手から登場したコムアイさんは、軽やかな振付とともに日清カレーメシとのコラボ曲「ラー」を歌う。トラックのベースがめっちゃ出ていて気持ちがいい。
「ラー」からノンストップで「シャクシャイン」へ。このつなぎ、今後定番化するか!?

"いー湯っだーね" "いー湯だね!" のコールの練習を始めるも、すでに全員がマスターしているのを目の当たりにして「みんなすぐに出来て面白くない…。」などと理不尽な悪態をつくコムアイさん。「ディアブロ」の低音の鳴り、最強でした。
「ディアブロ」から「桃太郎」へとノンストップで、こちらはもはや鉄板のつなぎだ。「ディアブロ」を演ったら次は「桃太郎」を期待しているファンも多いことだろう。

水カンクラシックのコーナー(そんなコーナーはないが)は、今回のツアーでは1stアルバム『クロールと逆上がり』(過去記事)に収録の「マルコ・ポーロ」を演るようだ。
僕は今年1月のツアー(過去記事)でもこの曲を聴いている(ハズだ)が、CDとくらべるとコムアイさんの歌唱力の著しい進歩が明らかだ。歌い終わった後にコムアイさんは「はぁ…いい歌だなぁ…。」とため息をついておられました。

「ライト兄弟」「ツイッギー」「ウランちゃん」と、『ジパング』楽曲が続く。
「ツイッギー」のアウトロがCDとは違うヴァージョンで、どんどんBPMが上がっていくので、このまま「ウランちゃん」につながるのかと思ったら、いったん音が止まって、普通に「ウランちゃん」がアタマから始まった。
個人的にライヴハウスで聴く「ウランちゃん」にはすごく期待していたんだけれど、もうベースがブンブン出まくっていましたね。クラブ慣れしていない子なんかは気分が悪くなるんじゃないかと心配してしまうくらいに。ジューク/フットワークという意味では、もう少しスネアを強調したほうが良さそうなものだけど、特定のジャンルの音やマナーに寄り過ぎないところが水カンの良いところなのかもしれない。

MC。今朝梅田の銭湯に行ったら入れ歯が置いてあって、それが気になって髪を乾かすのにもたついていたら脱衣場のテレビでヤフオクのCMが流れた、初めて自分が出演したCMをテレビで観た、前回のCMは結局一度もテレビで見ることがなかった、という話をされていました。
僕も前回のCMは一度もテレビで観たことがないままだったんですよね(今回の新しいCMはマツコ・デラックスの『夜の街を徘徊する』の録画を見ていたらたまたま録れていたので観ることが出来た)。

「ユタ」では、僕は前回のツアーではかなわなかったゆらゆらと踊ることが出来て、とても気持ちが良かった。「ユタ」はオオルタイチが作っただけあって、クラブ寄りなのが良いすね。実は「ナポレオン」よりもクラブ寄りの音かもしれない。

MC。「メデューサ」のMVでコムアイさんが来ている黄色のワンピースは、コムアイさんがアメ村の古着屋で買ったヴェルサーチのワンピースで、ヴェルサーチのロゴがメデューサになってるからぜひともこの服を着たかった、でもTwitterとかを見ててもそのことに気づいてるひとはいないっぽい、ヴェルサーチと中国頂上の古着を見つけたら画像を送ってほしい、とのこと。

その「メデューサ」では、天井からするすると降りてきたMVに登場するシャンデリアをかついだコムアイさんが、フロアに降りて縦横無尽に動きながら歌う。「ナポレオン」ではシャンデリアを赤い傘に持ち替えて、フロア後方のバーカンの天上に登って歌った。
ステージに戻り、先週行われたツアー初演の赤坂ブリッツでは演らなかった「ミツコ」のイントロが流れる。さすがにライヴで盛り上がる曲で僕も大好きなんだけど、トラックの鳴りについて言えば、『ジパング』の楽曲と比べて明らかに貧弱に聴こえるところに水カンの進化を見た。

次中国コーナーに入るんですけど「猪八戒」と「小野妹子」どっち先に演って欲しいですか?、と観客のひとりを指名して答えさせるコムアイさん。結果、「猪八戒」を先に演ることに。よりにもよって、準備に時間がかかる方を、とコムアイさんはここでも理不尽な悪態を見せた。
「猪八戒」ではコムアイさんは豚のマスクを被り、その左右には沙悟浄と三蔵法師も登場。その動きは、何故か「ディアブロ」のMVに出てくるお面の町娘のようであった。
続く「小野妹子」では、山田孝之になったつもりで踊って、と檄(?)を飛ばす。

最後の曲です、の言葉とともに、コムアイさんがヤフオクで落札した巨大な招き猫のバルーンをフロアに放ち、ライヴのラストを締めくくる定番曲である「ドラキュラ」をみんなで大合唱。大団円とともにライヴは終了した。客電がつき、スクリーンにはコムザルと "またね" の文字(これ、前回の大阪のツアー(過去記事)では見られなかったのだった)。ケンモチさんのたどたどしい影ナレが客出しを始める。鳴り止まないアンコールの手拍子。水カンは基本的にアンコールはやらないが…。

果たして、ステージ上に再び現れたコムアイさん。
先週の赤坂ブリッツでMacBookの音が止まるトラブルがあったので、今日のライヴから新しいMacBookを使っている、先週まで使っていたMacBookは高校の卒論を書くのにも使っていたので6年使った、新しいMacBookになって軽くなったのでライヴのための持ち歩きが楽になった、等々。
MacBookが新しいのでまだ今日演った曲しか入っていないが、もう1曲だけ何がいいかを観客に聞くと「ラー」の声が上がったので、もう一度「ラー」を演ることに。"ラー!" と "GO!" の振り付けの練習をして、二度目の「ラー」。大いに盛り上がりました。

実質100分ほどのライヴ。終演後の物販ブースでのサイン会等がないのは、ライヴの規模が大きくなればそうなるのは必然だと思うし、時間的な短さを補ってなお余りある、全力疾走で内容の濃いライヴでした。僕は未だに水カンのライヴの魅力をロジカルに説明できないでいるのだが、あの純度の高い楽しさ、ほんとなんなんだろうな…。

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水曜日のカンパネラ ワンマンライブツアー ジパング @ umeda AKASO 2015/11/27 セットリスト
01. ラー
02. シャクシャイン
03. ディアブロ
04. 桃太郎
05. マルコ・ポーロ
06. ライト兄弟
07. ツイッギー
08. ウランちゃん
09. ユタ
10. メデューサ
11. ナポレオン
12. ミツコ
13. 猪八戒
14. 小野妹子
15. ドラキュラ
16. (アンコール) ラー
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コメント

うめだ あかそ

水カンはびびんぱさんの予想通り プレミアム化して来ましたね。チケットは簡単に取れません。
でも、びびんぱさんがライヴに行かれててホッとしました。ライヴの様子をここで読むのを楽しみにしています。
ケンモチさんは表面に出てこなかったんですね。台湾では出るようなことを言ってたようですけど。
  • [2015/11/28 23:40]
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  • 存在する音楽
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存在する音楽さん

ケンモチさん、台湾では沙悟浄として出られたようですね。今回のAKASOでの沙悟浄役はATフィールドの青木さんでした(笑)。
ケンモチさんとはライヴ後一瞬だけお会いしましたよ。
  • [2015/11/30 20:34]
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  • どどんぱ
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ナイスレポ

ええ内容のレポじゃな♪
  • [2015/12/10 08:47]
  • |
  • やっさん
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やっさん

ありがとうございます! ラアアアァァァ!!!
  • [2015/12/10 09:07]
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  • びびんば
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