びびんば春の小麦粉片手のjet machineまつり (後編)
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(前半はこちら)
香川県でお花見ついでのうどん巡礼2日目。
メンバー4名中3名が二日酔いで迎えた朝、僕はバファリンとアレグラと五苓散とビオフェルミン健胃薬錠を、ゆうべ作ってもらったもののひとくちも手をつけることなくそのまま朝になり氷が完全に溶けてただの色のついた水のようになってしまったハイボールで流し込んだ。
須崎食料品店(三豊市)

恒例の須崎です。
正確には、2日目の須崎〜良心市たかせ〜やまうちが定石コースとなります。
須崎のメニューは、熱いのか冷たいのかの2種類。あの歯ごたえと味のあるわしわしとした麺の魅力は冷たいほうが活きるというのが僕の長年の主張なのだが、一方で、いや須崎の麺の魅力は熱いにもかかわらずあの弾力を損なわないところにこそある、あれだけのコシの釜玉は須崎でしか食べることは出来ない、という意見も根強い。
そうかならばいちど熱いのに生卵を割り入れて釜玉としゃれこんでみようか。
いやいや須崎の麺はやはり冷たいのだろう。次ここに来れるのは半年後か1年後か。
うう〜、どちらを食べるべきか悩む〜。冷たいのか、熱いのか、ああ〜〜〜。

結局両方たのんでしまいました。禁断の1軒で2杯食い。
熱いのには生卵ときざみねぎを入れ、家から持ってきた蒲田のだし醤油をちゃっとまわしがけて底からかき混ぜると、麺の熱で卵がみるみる固まっていく。それを一気に食らう。
おお、麺がもちもちだ。半熟状態の卵とからみあい、卵と小麦粉の甘みの相乗効果で快楽指数が高まる!
冷たい方にはきざみねぎとおろししょうが、それから高松から三豊までの道中のスーパーマルナカで仕入れたすだちを入れ、同じく蒲田のだし醤油を回しがけてそのまま食らう。
うわーこの麺の歯ごたえたまらん。決して固いだけではなく、ぶりぶりとした食感ながら歯を入れるとすっと通る独特のねじれのある田舎麺!
やまうち(まんのう町)

たけのこ祭り開催中だった良心市たかせと、二宮忠八飛行館を経由して、山の中にあるやまうちへ。
薪で湯がかれたうどんといりこで取られただしが絶品。

ひやあつ(小)。
いりこの効いただしが五臓六腑にしみわたる。スーパーマルナカで買ったすだちを途中で投入して味変してもまた良し。
染みるなぁ〜。このだしで二日酔いも少し改善。
ちなみに今回はじめて店内の座敷でいただいたのですが、お尻に根が生えたようにまったりと落ち着いてしまいました。
あやうた製麺(綾歌町)

前回に続き2度目の訪問となるあやうた製麺。
前回鉄オタのあやうた製麺社長と偶然知り合い、Nゲージのジオラマを見せてもらったところです。
今回は残念ながら(?)社長はおられない模様。
1年ぶりに訪れたジオラマ含めた鉄道関連コーナーは "あやうたレールウェイ" と名付けられ、鉄道グッズの販売等かなり拡大しておりました。

ちょっと趣向を変えて釜揚げ。
美味しかったけど、運営しているもり家の麺の良さを味わうにはやはり冷たいぶっかけとかのほうが良かったかも。
観察していると、スタッフやうどん生地(延ばして切る前の状態)はもり家の本店から軽トラで輸送されてるっぽかったです。

ちなみにうどんを食べるスペースである納屋から見える景色はこんな感じ。
ここでもまったりと落ち着いてしまいました。
おか泉(字多津町)

最後は讃岐うどんの最終形態、おか泉のひや天おろしをいただきます。

餅のようによく伸びるつやっと洗練された都会麺。さくっと揚がった旨すぎる天ぷら。
香川県で1食しかうどんを食べる機会がないとすれば、僕は迷わずおか泉のひや天おろしを選びます。
今回も満たされた気持ち(と胃袋)で旅を終えました。

丸亀城の桜は少し時期を逃して葉桜となっていました。この景色、満開だと素晴らしかっただろうなぁ。
(びびんば春の小麦粉オーロラエクスキューション2016・完)
香川県でお花見ついでのうどん巡礼2日目。
メンバー4名中3名が二日酔いで迎えた朝、僕はバファリンとアレグラと五苓散とビオフェルミン健胃薬錠を、ゆうべ作ってもらったもののひとくちも手をつけることなくそのまま朝になり氷が完全に溶けてただの色のついた水のようになってしまったハイボールで流し込んだ。
須崎食料品店(三豊市)

恒例の須崎です。
正確には、2日目の須崎〜良心市たかせ〜やまうちが定石コースとなります。
須崎のメニューは、熱いのか冷たいのかの2種類。あの歯ごたえと味のあるわしわしとした麺の魅力は冷たいほうが活きるというのが僕の長年の主張なのだが、一方で、いや須崎の麺の魅力は熱いにもかかわらずあの弾力を損なわないところにこそある、あれだけのコシの釜玉は須崎でしか食べることは出来ない、という意見も根強い。
そうかならばいちど熱いのに生卵を割り入れて釜玉としゃれこんでみようか。
いやいや須崎の麺はやはり冷たいのだろう。次ここに来れるのは半年後か1年後か。
うう〜、どちらを食べるべきか悩む〜。冷たいのか、熱いのか、ああ〜〜〜。

結局両方たのんでしまいました。禁断の1軒で2杯食い。
熱いのには生卵ときざみねぎを入れ、家から持ってきた蒲田のだし醤油をちゃっとまわしがけて底からかき混ぜると、麺の熱で卵がみるみる固まっていく。それを一気に食らう。
おお、麺がもちもちだ。半熟状態の卵とからみあい、卵と小麦粉の甘みの相乗効果で快楽指数が高まる!
冷たい方にはきざみねぎとおろししょうが、それから高松から三豊までの道中のスーパーマルナカで仕入れたすだちを入れ、同じく蒲田のだし醤油を回しがけてそのまま食らう。
うわーこの麺の歯ごたえたまらん。決して固いだけではなく、ぶりぶりとした食感ながら歯を入れるとすっと通る独特のねじれのある田舎麺!
やまうち(まんのう町)

たけのこ祭り開催中だった良心市たかせと、二宮忠八飛行館を経由して、山の中にあるやまうちへ。
薪で湯がかれたうどんといりこで取られただしが絶品。

ひやあつ(小)。
いりこの効いただしが五臓六腑にしみわたる。スーパーマルナカで買ったすだちを途中で投入して味変してもまた良し。
染みるなぁ〜。このだしで二日酔いも少し改善。
ちなみに今回はじめて店内の座敷でいただいたのですが、お尻に根が生えたようにまったりと落ち着いてしまいました。
あやうた製麺(綾歌町)

前回に続き2度目の訪問となるあやうた製麺。
前回鉄オタのあやうた製麺社長と偶然知り合い、Nゲージのジオラマを見せてもらったところです。
今回は残念ながら(?)社長はおられない模様。
1年ぶりに訪れたジオラマ含めた鉄道関連コーナーは "あやうたレールウェイ" と名付けられ、鉄道グッズの販売等かなり拡大しておりました。

ちょっと趣向を変えて釜揚げ。
美味しかったけど、運営しているもり家の麺の良さを味わうにはやはり冷たいぶっかけとかのほうが良かったかも。
観察していると、スタッフやうどん生地(延ばして切る前の状態)はもり家の本店から軽トラで輸送されてるっぽかったです。

ちなみにうどんを食べるスペースである納屋から見える景色はこんな感じ。
ここでもまったりと落ち着いてしまいました。
おか泉(字多津町)

最後は讃岐うどんの最終形態、おか泉のひや天おろしをいただきます。

餅のようによく伸びるつやっと洗練された都会麺。さくっと揚がった旨すぎる天ぷら。
香川県で1食しかうどんを食べる機会がないとすれば、僕は迷わずおか泉のひや天おろしを選びます。
今回も満たされた気持ち(と胃袋)で旅を終えました。

丸亀城の桜は少し時期を逃して葉桜となっていました。この景色、満開だと素晴らしかっただろうなぁ。
(びびんば春の小麦粉オーロラエクスキューション2016・完)
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- [2016/04/17 13:25]
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コメント
>>僕はバファリンとアレグラと五苓散とビオフェルミン健胃薬錠を、ゆうべ作ってもらったもののひとくちも手をつけることなくそのまま朝になり氷が完全に溶けてただの色のついた水のようになってしまったハイボールで流し込んだ。
純文学やな。いや、純文学読んだことないけど。
水のようになってしまったハイボールでも、お薬はアルコールで飲んじゃダメ!ゼッタイ!!!
純文学やな。いや、純文学読んだことないけど。
水のようになってしまったハイボールでも、お薬はアルコールで飲んじゃダメ!ゼッタイ!!!
luneさん
むしろ私小説ですね。
文体は龍村上の影響を受けております。
水のようになってしまったハイボールは、もはやアルコールではなく水なんです。
文体は龍村上の影響を受けております。
水のようになってしまったハイボールは、もはやアルコールではなく水なんです。
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