水曜日のカンパネラ ワンマンツアー2016 SUPERMAN @ なんばHatch 2016/11/23 

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僕にとっては4ヶ月振り、通算9回目の水曜日のカンパネラのライブは、配信限定シングル『SUPERKID』(過去記事)の発売と合わせた全国ツアー "SUPERMAN" の7公演め(全10公演)。会場はなんばHatch!
2015年のミナホ出演時(過去記事)に、「昨年はHatchの通路で歌ったけど今年はステージに上がることが出来て嬉しい。」と言っていたコムアイさん。今年はとうとうワンマンでHatchのステージに立ってしまいましたね。僕はとても感慨深い。

開演前のアナウンスでは、子供連れのお客さんに対して2階席のチケットがなくても2階席でスタンディングで観てもいいよと案内したり、男性客の後ろに女性や子どもがいたら入れ替わってあげるように促したり、ライブ中は男性は絶対に倒れないよう注意(?)があったり、これまでのライブにはなかった、より細やかな配慮が見られるようになった。
これは、数日前の名古屋のライブの際に会場のお客さんからクラウドサーフが起こったことに対して、Twitter上で公式(Dr.F)とファンを交えた議論があり、それが反映されたものだと思われる。
その際の公式の発言は、という感じで、僕はこの公式の考えに共感するし、こういう考えのひとが水カンを率いていることをとても頼もしくも感じた。
もうひとつ今回の開演前のアナウンスで驚いたのは、禁止事項を動画の撮影のみとし、写真の撮影を禁止しなかったこと。これまでのライブでも写真撮影OKの時間を設けることはあったけど、ライブ中の撮影全面解禁はここ最近ではとても珍しいことではないだろうか。

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さて、会場では舞台に向かって右側頭上のバルコニー部分に発光する大きな "S" の文字のオブジェが用意されており、おそらくコムアイさんはあそこから登場だな、などと話していたら、はたして「アラジン」のイントロとともに、MVでも着ていた全身モップのような衣装を身にまとったコムアイさんが登場。
そのまま歌いながら2階席を横断し、2曲目の「シャクシャイン」でようやく登壇。

今回のお客さんは、僕の周りだけなのかどうかわからないけど、これまで僕が経験した水カンのライブの中でいちばん盛り上がっていた。ステージを縦横無尽に踊りまくり、時にはフロアや2階席をもステージに変えてしまうコムアイさんは、いつの間にか歌唱に不安定な要素がほぼなく、今まで僕が観たなかでいちばんプロっぽいステージングを魅せた。雑に言うと、"ちゃんと" していた。
MCにおいても、最近あったことをグダグダ話すスタイルではなく、初めてのお客さんが多かったからか、水カン結成の成り立ちを改めて話したりと、ここでも "ちゃんと" していた。
メジャーデビューから数ヶ月を経て、コムアイさんのパフォーマーとしての意識が明確に変わってきている証左を見たような気がする。

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今回のセトリとしては、『シネマジャック』(過去記事)から1曲、『わた鬼』(過去記事)から2曲、『トライアスロン』(過去記事)から3曲すべて、『ジパング』(過去記事)から5曲、『UMA』(過去記事)から3曲、そして『SUPERKID』から3曲すべてと、やはり2015年の作品である『トライアスロン』と『ジパング』の楽曲が現在の水カンのライブを支えていると言えそうだ。

そんな中、『シネマジャック』収録の「ミツコ」をピークタイムにドロップしたことは、非常に大きな意味があると思う。かつてはライブで必ず演るほどの水カンのキラーチューンだったこの曲も、次々とキラーチューンが生み出される水カンの進化の速さに飲み込まれ、最近はライブで演らないことも増えてきた。しかし今回のライブでは、セトリ全17曲の中でいっちばん盛り上がっていた。
1年前のツアージパング(過去記事)で「ミツコ」を聴いたときは、『ジパング』楽曲との音圧の差に寂寥の感を抱いたものだったが、今回、そこが改善されていて、ものすごくかっこ良かったんだ。
(この件、後日ケンモチさんに確認してみました。)もうひとつ、今ツアーでは「桃太郎」でライブを締めることがほとんどになっていたところ(全公演のセトリを確認できなかったので、おそらく)、大阪では「桃太郎」の後に「ドラキュラ」が用意されていた。ついこないだまでライブのラストを飾るド定番曲だった「ドラキュラ」が、今ツアーでは披露されていないことにとても驚いたが、昨年のミナホの舞台で "大阪の歌" と紹介していたことからも分かるとおり、コムアイさんの中では大阪で「ドラキュラ」はどうしても外せなかったのだろう(そしたら「カーネル」も演ってよ、と思うのは甘えすぎなのかな)。
やっぱり水カンのライブは "血ぃ吸うたろかぁ〜" ってみんなで合唱して終わらないとね。

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今回のライブ、僕にとって最高の水カンのライブがアップデートされたかもしれない。愛と楽しさのみがぶち込まれる90分間は、濃密で、短かさや物足りなさはまったく感じず。
また、例えば「桃太郎」では既にお馴染みとなったコムアイがウォーターボールに入るクラウドサーフ(通称コムボール)では、曲の終わりぴったりにステージに戻るなど、ライブ慣れやステージングの意識の高さも感じるようにもなり、水カンのライブにおける不安材料はかなり払拭された印象。
来年、2017年3月8日に行われる日本武道館公演 "八角宇宙" は本当に見逃せないと思う。行ける人は絶対行っといたほうがいいと思うよ、たぶんゼッタイ。

水曜日のカンパネラ ワンマンツアー2016 SUPERMAN @ なんばHatch 2016/11/23 セットリスト
01. アラジン
02. シャクシャイン
03. ディアブロ
04. 雪男イエティ
05. ライト兄弟
06. ナポレオン
07. チュパカブラ
08. ツイッギー
09. ウランちゃん
10. ユタ
11. カメハメハ大王
12. ラー
13. ミツコ
14. ユニコ
15. 松尾芭蕉
16. 桃太郎
17. ドラキュラ
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コメント

びびんぱさん
今回も炸裂してますねー
水カンのライヴに行けないまま、こちらで武道館までの様子を知っているような状態です。
コムアイはドラマにも今夜出るようですね。
  • [2016/11/26 16:16]
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  • 存在する音楽
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存在する音楽さん

今回ひさしぶりに屋内のライブハウスでのライブを観て、非常に安定してきたなぁと思いました。
僕は武道館には行けませんが、次のツアーも(あれば)期待できると思いますよ。
  • [2016/11/27 13:54]
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  • びびんば
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