水曜日のカンパネラ - メロス 

Artist: 水曜日のカンパネラ
Title: メロス
Label: Warner Music Japan
Catalog#: WPDH-10433
Format: File
Released: 2017/05/26
「メロス」は、水曜日のカンパネラが2017年5月26日にリリースした配信限定シングル。
JRAとのコラボ企画 "東京遊駿" の、おそらくコアとなる楽曲として制作されたトラックである。
東京遊駿としては「メロス」のリリースやMVの公開だけでなく、5月10日に東京競馬場において客入れナシ・配信オンリーのライブを行ったほか、5月28日の日本ダービーの際に「メロス」が収録されたミュージックプレーヤーが無償配布されている。
水カンと企業とのコラボ企画って今までもいくつかあったけど、トヨタのときと同様、はたしてどれほどのシナジーがあるのか・あったのか、正直言って僕にははなはだ疑問なわけですが、好きなバンドがそうやって世間に認知と評価をされつつ商売に使われていくこと自体はとても喜ばしいことなのでまぁいいや。

それよりも楽曲としての「メロス」のほうが重要ですよ。これまた問題作来た。
ひとことで言えば、ジャジーなボッサ・ブレイク風味のフューチャーベース。
テン年代のベースミュージックがトラックの基調にあることは、『ジパング』以降のケンモチサウンドの大きな特徴となっているのですが、そこにケンモチさんがもともと得意としていた90年代のダンスミュージックのテイスト(今回の場合だとジャズ・ブレイクス)を織り交ぜて、オリジナリティを確立させている。
この手法、当初『ジパング』の頃はどちらかと言えば "がんばってテン年代のベースミュージックをやっているけど、どうしても90年代っぽい手クセがにじみ出ているよなぁ、まぁそこも魅力なのでいいけど。" という印象だったのが、さいきんの『SUPERMAN』あたりからはむしろ "テン年代のベースミュージックにあえて90年代っぽいテイストをスパイス的に付与することによって、数多のベースミュージックとは違う独自性を生み出しているよなぁ。" という印象に変わってきている。
90年代のダンスミュージックのテイストを、きちんとケンモチさんの個性として、アンダー・コントロールの状態で最新モードのダンスミュージックに取り入れている。これってすごいことですよ。簡単にはできないですよ。
というわけで「メロス」はまたまたキラーチューン。6月7日からはじまる全国ツアー "IN THE BOX TOUR" ではやく体感したい。



Tracklist
01. メロス



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