Cajmere & DJ Sneak - The Future Sound Of Chicago (Cajual & Relief/Sound Of Ministry/1995) 

引き続きCajualの昔のを。
Reliefがテクノ界にシカゴハウス・リヴァイヴァルを巻き起こした10年前、Cajual/Reliefのコンピを企画してヨーロッパに紹介したのがMinistry Of Soundでした。
15曲中、5曲が親レーベルであるCajualの、そして残る10曲がReliefからのトラックです。
果たしてカネになったのかどうかは定かではありませんが、ミックスはレーベルのボスCajmereとDJ Sneakの2人で、ライナーノーツはDave Clarke
ね、本気でしょ?
でもこのポルノムーヴィーを使ったアートワークにはCajmere激怒してたよな。

まあそれは余談として、このアルバムは先ず、Green Velvet「The Preacher Man」のあのあまりにも有名な演説の声で幕を開ける。
1曲目のスペイン語でしゃべりまくるGeminiの「Le Fusion」から、どっしりとしたリズムがかっちょいいディスコ・リコンストラクションのGlenn Underground「Beyond」へ。
このあたりはまだ王道ハウスの残照があるけど、チープな電子音が蠢くMarkey「Bounce」、シャッフルしたリズムがファンキーなCajmere「Horny (Horny Toad Mix)」あたりから変態トラックス度が徐々に増して来て、1発目のピークはDJ Sneakの「Runaway Train」!
このドラムロールとリバース音連発の疾走感はテクノそのもの!
そのあとはホラーなGreen Velvet「Flash」以降、DJ Rush「But It Really Doesn't Matter With Me Now」、DJ Boris「Apacalypse」と実験的なトラックが続き、2発目のピークはまたもDJ Sneak!
この「Percolate This Track」って曲はガッツリしたリズムとモノトーンな電子音が点滅し続けるハウスのテンポのインダストリアル・ミニマル。
この頃のSneakはホントにカッコイイ。
そしてPaul Johnson「Traction」、Boo Williams「Midnight Express」、Tim Harper「Return Of The Dragon」とRelief世代のトラックが続き、ラスボス、Green Velvet「The Preacher Man」登場!
半分以上イッちゃった演説の声がトラックの盛り上がりに比例するかのようにシャウトし続ける。
オールドスクールな香りすら漂うPaul Johnson「The Music In Me」で締め!

…と思わず全曲名挙げてしまいましたが(長くなってスイマセン)、Cajual/Reliefのいちばんトンガッてた時代の濃縮スープ、濃すぎます。
もしも中古盤屋で見つけたら即買いで4649。
Tracklist:
01. Gemini - Le Fusion
02. Glenn Underground - Beyond
03. Markey - Bounce
04. Cajmere - Horny (Horny Toad Mix)
05. Gemini - For The Crazy
06. DJ Sneak - Runaway Train
07. Green Velvet - Flash
08. DJ Rush - But It Really Doesn't Matter With Me Now
09. DJ Boris - Apacalypse
10. DJ Sneak - Percolate This Track
11. Paul Johnson - Traction
12. Boo Williams - Midnight Express
13. Tim Harper - Return Of The Dragon
14. Green Velvet - The Preacher Man
15. Paul Johnson - The Music In Me
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コメント

へえ、mosがディストリビュートですか。
mosって、言ってみればUKの(というか、欧州の)エイベックスなんですが、あっちの方が100倍くらいセンスがあるのがうらやましい限り。
  • [2005/12/21 15:38]
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  • mats3003
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>> mats3003さん
でももうM.O.S.もavexもシカゴハウスなんかリリースしてくれない
ですよね…。
昔はavexもこのCDみたいな、明らかに売れないわけわからんリリース
があって良かったなあ(しみじみ)。
  • [2005/12/21 20:52]
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  • acid_bibinba
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mosは今はメジャーなやつかエレクトロハウスかですからね。
もしかしたら、mosならまたやるかもしれないけど、avexはやらんでしょうね。
  • [2005/12/22 13:44]
  • |
  • mats3003
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>> mats3003さん
エレクトロハウスの次にアシッドハウスが流行れば取り上げてくれる
でしょうね。
2006年はアシッドハウスだ!、ということで。
  • [2005/12/23 01:05]
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  • acid_bibinba
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正直に申しますと最近のGreen Velvetはそこまで面白くないんだけど、
この頃のトラックは奇抜だけどかなり尖ったセンスで好きな曲は多いです。
最近は本人もレーベル自体もさほど目立たないのは時代の流れなんでしょうかね。
自分も最近の曲は全然聴いてないので申し訳ない気分ですが。
  • [2008/10/08 21:03]
  • |
  • マチュ
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>> マチュさん

奇抜と言うか勘違いと言うか、この頃のGreen Velvetはかなりおかしくて良いです。
当時、ライヴはラジカセだったらしいですからね!
  • [2008/10/08 23:23]
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  • びびんば
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まぁ まずムリだな、と予め覚悟はしてますが、遺失物届(同名の記事を参照のこと)を出したものの、その後 音沙汰無しなんで、いよいよ現状 中断してしまってるDJ Sneak特集を再開して、当初予定してた内容でヤリ遂げるには、失くしたDJ Sneak"Sessions"(2006)を

The Future Sound Of Chicago Mixed By Cajmere & DJ Sneak (Sound Of Ministry:SOMCD03)

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  • [2008/10/08 20:51]
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