Live Earth @ 東寺 2007-07-07
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たぶん、僕は歴史の生き証人になりたかったんだ・・・。
Live Earth Japan >>
イベントの趣旨に関しては、いつかのホワイトバンド同様に胡散臭さを感じてしまって、諸手を上げて賛同しかねる部分もあったのですが、ともかくYMO(とUA)目当てに参加。
当日は心配していた雨も降らず、陽が落ちると涼しくて、最悪レインコートをかぶってライヴを見る覚悟をしていた僕はそれだけで一安心。
普段僕らが行くようなイベントとは明らかに違う客層。年齢層が幅広すぎ。そしてA-BOYファッション率高め(笑)。気合い入れてここぞとばかりYMOシャツを着てるひとも多かったけど、せめてアイロンくらいかけましょうね。意を決してボックスセットから出して来たのはわかるけどさ。
彼らのファンもぱらぱらといた模様です。が、大多数のオーディエンスは彼らのパフォーマンス中も座ったままで、腕組みしてたり、携帯をいじったり、うたた寝してたり(これは俺のことですが)、ビーフジャーキーをかじりながら缶ビールを飲んでるやつがいたり。本人たちもアウェーであることを理解しており、謙虚で自虐的なMCを展開。ちょっとかわいそうだった。って言うか、彼らをブッキングした主催者サイドが悪い!
待望の初生UA。前夜、急に思いついてニューアルバムをiTSで購入して予習してきました。彼女が歌いだした途端、会場の空気は一変。もんのすごい存在感。屋外なのでなおさらかも。歌ったのはニューアルバムから「トゥリ」と「Moor」の2曲のみで20分間。圧巻。今度は彼女のライブに行こう。
初めて聞いたけど、歌上手いなー。せっかく上手いんだからもっといい曲歌えばいいのに(笑)
巨匠による味のある(笑)ピアノ演奏でした。寺の外ではどこかの馬鹿がイベントの嫌がらせなのか知らんけど爆音でバイクを走らせてた。会場周りにはポリ公たくさん来てたんだから、あんなの、京都府警お得意の不当逮捕してやればええねん。今回だけは俺が許す!
今までと打って変わって客席は3人が出て来る前から総立ち。ステージにはひとりひとりブースが用意されている。そして・・・いよいよお3人の登場! うわー、初めて見た。YMOとしては "再生" 以来14年振りのライヴ!
僕らはA席だったのですが、整理番号15・16番とかなり若い番号のおかげで、A席左側のほぼ先端をキープ。後ろの方のS席よりもよっぽど良い場所。お3人の顔の表情まで伺い知ることが出来た。こういう席の巡り合わせはいつも僕らツイてるんだ。
1曲目は先日のHuman Audio Spongeのときと同じく「以心電信」。これは予想通り。ええ曲や~。
2曲目は・・・うわ、かっこいい、これ何だっけ!? そうそうHASYMOの新曲だ。エレクトロニカ通過後のエレクトロとでも言えばいいのかな。低音が予想以上に効いてて踊れる! 完全に今の音。
3曲目は、あっ、「War & Peace」だ。この曲やるか~。ま、イベントの趣旨には合うてるわな。今回は小山田君来てないけど。あと、ラストの教授が決めのポーズ取るところでマイクスタンドに手をぶつけておられたのが印象的でした(笑)
4曲目、出た~、「Rydeen79/07」!! 会場はいっそう大盛り上がり。
そして・・・あれ?、もう終わり???
そう、YMOの4曲の演奏でイベントは終了。しかし会場からの退席のアナウンスが流れる中、アンコールの手拍子は永遠に続くかの様でした・・・。
Yellow Magic Orchestra's Setlist:
01. YMO - 以心電信
02. HASYMO - Rescue
03. Human Audio Sponge - War & Peace
04. Yellow Magic Orchestra - Rydeen79/07
まあ、2時間のイベントに出演者5組ってことで、YMOは30分くらいだろうな、なんて初めから予想してたことですけどね。
それにしても、オーディエンスの大部分は、いまの2007年のYMOを観に来ているのではなくて、25年前のYMOを観に来ているように感じました。「Rydeen79/07」で泣いてるやつとかいたもんな~。
しかし今回のイベントが伝説になるかどうか、僕が歴史の生き証人になれるかどうかは、今後の彼らの活動にかかっているのだな。彼ら3人のこれからにはますます期待しています!
Live Earth Japan >>

当日は心配していた雨も降らず、陽が落ちると涼しくて、最悪レインコートをかぶってライヴを見る覚悟をしていた僕はそれだけで一安心。
普段僕らが行くようなイベントとは明らかに違う客層。年齢層が幅広すぎ。そしてA-BOYファッション率高め(笑)。気合い入れてここぞとばかりYMOシャツを着てるひとも多かったけど、せめてアイロンくらいかけましょうね。意を決してボックスセットから出して来たのはわかるけどさ。
Rip Slyme
彼らのファンもぱらぱらといた模様です。が、大多数のオーディエンスは彼らのパフォーマンス中も座ったままで、腕組みしてたり、携帯をいじったり、うたた寝してたり(これは俺のことですが)、ビーフジャーキーをかじりながら缶ビールを飲んでるやつがいたり。本人たちもアウェーであることを理解しており、謙虚で自虐的なMCを展開。ちょっとかわいそうだった。って言うか、彼らをブッキングした主催者サイドが悪い!
UA
待望の初生UA。前夜、急に思いついてニューアルバムをiTSで購入して予習してきました。彼女が歌いだした途端、会場の空気は一変。もんのすごい存在感。屋外なのでなおさらかも。歌ったのはニューアルバムから「トゥリ」と「Moor」の2曲のみで20分間。圧巻。今度は彼女のライブに行こう。
Bonnie Pink
初めて聞いたけど、歌上手いなー。せっかく上手いんだからもっといい曲歌えばいいのに(笑)
Michael Nyman
巨匠による味のある(笑)ピアノ演奏でした。寺の外ではどこかの馬鹿がイベントの嫌がらせなのか知らんけど爆音でバイクを走らせてた。会場周りにはポリ公たくさん来てたんだから、あんなの、京都府警お得意の不当逮捕してやればええねん。今回だけは俺が許す!
Yellow Magic Orchestra
今までと打って変わって客席は3人が出て来る前から総立ち。ステージにはひとりひとりブースが用意されている。そして・・・いよいよお3人の登場! うわー、初めて見た。YMOとしては "再生" 以来14年振りのライヴ!
僕らはA席だったのですが、整理番号15・16番とかなり若い番号のおかげで、A席左側のほぼ先端をキープ。後ろの方のS席よりもよっぽど良い場所。お3人の顔の表情まで伺い知ることが出来た。こういう席の巡り合わせはいつも僕らツイてるんだ。
1曲目は先日のHuman Audio Spongeのときと同じく「以心電信」。これは予想通り。ええ曲や~。
2曲目は・・・うわ、かっこいい、これ何だっけ!? そうそうHASYMOの新曲だ。エレクトロニカ通過後のエレクトロとでも言えばいいのかな。低音が予想以上に効いてて踊れる! 完全に今の音。
3曲目は、あっ、「War & Peace」だ。この曲やるか~。ま、イベントの趣旨には合うてるわな。今回は小山田君来てないけど。あと、ラストの教授が決めのポーズ取るところでマイクスタンドに手をぶつけておられたのが印象的でした(笑)
4曲目、出た~、「Rydeen79/07」!! 会場はいっそう大盛り上がり。
そして・・・あれ?、もう終わり???
そう、YMOの4曲の演奏でイベントは終了。しかし会場からの退席のアナウンスが流れる中、アンコールの手拍子は永遠に続くかの様でした・・・。
Yellow Magic Orchestra's Setlist:
01. YMO - 以心電信
02. HASYMO - Rescue
03. Human Audio Sponge - War & Peace
04. Yellow Magic Orchestra - Rydeen79/07
まあ、2時間のイベントに出演者5組ってことで、YMOは30分くらいだろうな、なんて初めから予想してたことですけどね。
それにしても、オーディエンスの大部分は、いまの2007年のYMOを観に来ているのではなくて、25年前のYMOを観に来ているように感じました。「Rydeen79/07」で泣いてるやつとかいたもんな~。
しかし今回のイベントが伝説になるかどうか、僕が歴史の生き証人になれるかどうかは、今後の彼らの活動にかかっているのだな。彼ら3人のこれからにはますます期待しています!
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- "ark" @ R/H/B, Osaka 2007-03-24 (※3月24日までこの記事がトップです) (2007/03/24)
- [2007/07/10 00:21]
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コメント
同感です
Bonnie Pinkの良さをいかすプロデューサーがいれば変わるかもしれませんね。
僕の隣で聴いていた人も「歌上手いのに芯がぶれている」と表現していました。YUIとかノラ・ジョーンズ的なカントリー風ジャズ的なものをやらされているのか、それを目指しているのか、同じ臭いを感じるとも。
納得して少し聞き入ってました(笑)
UAのファンが増えたんちゃうかなーと思います
10年ほど前の教授ファッションをしている人やyMoシャツやHASのシャツや色々いるなーと横目で見ていました。様々な客層の客席の様々な反応ももうちょっと見ていたかった気もしました。
一番驚いたのは、僕の前にいた人がメモを書いていたのですが、殆ど全ての曲を資料なしにタイトルを書いていたことです。リップスライムからYMOの一曲目までは見ました。予習して来られてたんでしょうねー。
僕の隣で聴いていた人も「歌上手いのに芯がぶれている」と表現していました。YUIとかノラ・ジョーンズ的なカントリー風ジャズ的なものをやらされているのか、それを目指しているのか、同じ臭いを感じるとも。
納得して少し聞き入ってました(笑)
UAのファンが増えたんちゃうかなーと思います

10年ほど前の教授ファッションをしている人やyMoシャツやHASのシャツや色々いるなーと横目で見ていました。様々な客層の客席の様々な反応ももうちょっと見ていたかった気もしました。
一番驚いたのは、僕の前にいた人がメモを書いていたのですが、殆ど全ての曲を資料なしにタイトルを書いていたことです。リップスライムからYMOの一曲目までは見ました。予習して来られてたんでしょうねー。
ymoってどんな盛り上がり方になるの?
みんな踊るん?
みんな踊るん?
- [2007/07/10 08:04]
- |
- エコロジック☆タロウ
- [ 編集 ]
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bonnie pinkは自分で曲作ってたりするわりには、世間では芸能の人扱いなのがかわいそうですよね。
自分で、いやいや私はクラブモノがすきなんですよって言えば良いのに。
元々彼女はmetroのfpmイベントとかに行ってたクラブっこだったらしいんですけどね。
yuiみたいなことやるには年とりすぎですな。
ripも世間へのアピールの仕方を確実に間違ってますねえ。
僕としてはbonnie pinkよりはこの面子の中で違和感がないのですが。
自分で、いやいや私はクラブモノがすきなんですよって言えば良いのに。
元々彼女はmetroのfpmイベントとかに行ってたクラブっこだったらしいんですけどね。
yuiみたいなことやるには年とりすぎですな。
ripも世間へのアピールの仕方を確実に間違ってますねえ。
僕としてはbonnie pinkよりはこの面子の中で違和感がないのですが。
なんかみんな Bonnie Pink に対してきびしいなぁ。
まぁ最近の彼女に迷走感を感じるのは否めませんが。
それにしても Michael Nyman なんか出てたんですねぇ。
私としてはこの中では一番ライヴで聴いてみたいかも。
まぁ最近の彼女に迷走感を感じるのは否めませんが。
それにしても Michael Nyman なんか出てたんですねぇ。
私としてはこの中では一番ライヴで聴いてみたいかも。
>> 存在する音楽さん
昔トーレ・ヨハンソンがプロデュースした曲も歌ってましたけど、
あの曲は結構良いですよねえ。 > Bonnie Pink
> 様々な客層の客席の様々な反応ももうちょっと見ていたかった気もしました。
それ、僕も同感です(笑)
あの曲は結構良いですよねえ。 > Bonnie Pink
> 様々な客層の客席の様々な反応ももうちょっと見ていたかった気もしました。
それ、僕も同感です(笑)
>> エコロジック☆タロウさん
若い客は結構普通にクラブのり、
昔のファンと思わしき世代はコンサートのり、
もしくはケイレン(笑)
昔のファンと思わしき世代はコンサートのり、
もしくはケイレン(笑)
>> mats3003さん
> 元々彼女はmetroのfpmイベントとかに行ってたクラブっこだったらしい
そうだったんですか。いや、ちょっと親近感。
確かにRip Slymeはラインナップとしては違和感ないんですけど、
このイベントはチケットが売り出された時点でほぼYMOのためだけの
イベントになってしまいましたからね・・・。
YMO目当ての客がRipに興味を持つかっていうとやっぱりNOでした。
1曲終わる度に「すいませんでした!」なんてMCあり得ないでしょ(笑)
観ててちょっと痛々しかった(いや、僕も居眠りしてしまったのですが)。
そうだったんですか。いや、ちょっと親近感。
確かにRip Slymeはラインナップとしては違和感ないんですけど、
このイベントはチケットが売り出された時点でほぼYMOのためだけの
イベントになってしまいましたからね・・・。
YMO目当ての客がRipに興味を持つかっていうとやっぱりNOでした。
1曲終わる度に「すいませんでした!」なんてMCあり得ないでしょ(笑)
観ててちょっと痛々しかった(いや、僕も居眠りしてしまったのですが)。
>> shooterさん
僕の友達が学生時代、同じ大学に髪の毛がピンクの女の子がいるって
話を聞いてたんですよね。それがBonnie Pinkだったんですが。
って彼女のことはそれくらいしか知らなかったんですけど、
歌は本当に上手くてびっくりしました。
Michael Nymanは会場の雰囲気にもマッチした演奏でしたよ。
途中バイク騒音さえなければ・・・。
話を聞いてたんですよね。それがBonnie Pinkだったんですが。
って彼女のことはそれくらいしか知らなかったんですけど、
歌は本当に上手くてびっくりしました。
Michael Nymanは会場の雰囲気にもマッチした演奏でしたよ。
途中バイク騒音さえなければ・・・。
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