Maurizio - MCD (Maurizio/1997)
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Label: Maurizio (MCD)
Format: CD
Released: 1997
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CDで聴くBasic Channelガイド 第2/12回
Basic Channelの別動レーベルとして92年から97年までの5年間に8枚の12"をリリースしたMaurizioは、Basic Channelの音楽性をもっともわかりやすく体現したレーベルではないでしょうか。事実、4番以降のいわゆる "Mシリーズ" は、当事まだまだ垣根の高かったテクノDJとハウスDJの双方がスピンするというクロスオーヴァーヒット。後期Basic Channelのディープな音響ミニマルと比べ、足腰のしっかりとしたハウシーなグルーヴを備えていたことが勝因でしょう。Moritz von OswaldとMark Ernestusのハウス趣味が全快となったシリーズだと言えるかも。つまりは今の言い方で言うとダビーなウワモノのテックハウス。
このCDへは、Maurizioレーベルの3番から7番まで、ほとんどがCD向けの別ヴァージョンで収録されている。3番「Domina」の12"のカップリングはCarl Craigによるリミックスであり、また、ここには収録されなかった1番「Ploy」にはURのリミックスが収録されていることからもわかる通り、Basic Channelは当初デトロイトとのコネクションを重要視していたことが見て取れます。ちなみに2番は唯一OswaldとErnestusの作品ではなく、後にChain ReactionからもリリースしたVainqueurが手がけている。まぁ当時はBasic ChannelのCyrusとかPhylypsとかQuadrantとか、それがOswaldらの変名なのか別のアーティストなのか、そもそもそれがアーティスト名なのか曲名なのかもよくわからなかったものでしたが。
なんだかんだ書きましたが、テクノヘッズの必修科目にして、Basic ChannelをCDで聴くなら先ずはこのコンピレーションから、という間違いのない1枚。
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01. MØ6 B (Edit)
02. M07 A (Edit)
03. M04 A (Full 12" Length)
04. M05 A (Edit)
05. Domina (Maurizio Mix Edit) /
06. MØ4 B (Edit)
07. MØ7 B (Unreleased Mix)
08. M04.5 A (Edit)
09. M06 A (Edit)
- [2008/07/08 23:26]
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名盤リイシューと言う事で、今回は現在のテクノシーンにおいても尚その影響を強く残すユニット、Basic Channelを紹介。彼らが出現した前と後では、明らかにシーンの影響も変わっていたんじゃないかと勝手に推測出来るくらい
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