Ellen Allien - Sool (BPitch Control/2008) 

Ellen Allien - Sool
Label: BPitch Control (BPC 175CD)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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ドリコムRSSのメンテナンスはいつになったら終わるのでしょうか・・・。

そしてこちらはそのEllen Allienのニューアルバム。
地味、そして病的とも言えるくらいディープな、現在のミニマル通過後であろうエレクトロ(ニカ)。
ここ数年ナイフのエッヂのように鋭いフロア寄りのアルバムを発表していたEllenですが、本作ではかつてのエレクトロニカな作風に回帰しているように感じます。この変化が、果たして今後のテクノシーンをどのように占うのか気になるところです。
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Ellen Allien - Boogy Bytes Vol.04 (BPitch Control/2008) 

Ellen Allien - Boogy Bytes Vol.04
Label: BPitch Control (BPC 171CD)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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有名人blogで久し振りに面白いと思ったのが琴欧州のblog。新しい和み系ですな。でもそのblogタイトル、きっと本人考えてないだろ(笑)

BPitch ControlのヘンガオDJミックスCDシリーズ第4弾は、レーベル・ボス、Ellen Allienの登場。リリースのタイミング的に、自身のニューアルバム『Sool』のプロモーション的意味合いもあったのかな。
彩りに満ちていながらも愁いを帯びた、エレクトロニックな美麗ミニマル。
EllenのミックスCDは毎回本当ハズさないなぁ。大好きダ!
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イ・パクサ - シンパラム・イ・パクサ第一集 (TGR/1989) 

イ・パクサ - シンパラム・イ・パクサ第一集
Label: TGR (CMCD-1046) / P-Vine (PCD-3443)
Format: CD
Released: 1992/1995
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衝動的にこんなのを取り上げてしまうことを先ずはお詫び申し上げます(笑)

80年代末から90年代初頭、つまりセカンド・サマー・オブ・ラブとほぼ時を同じくして韓国で一世風靡した韓流エレクトロニック・ダンスミュージック "ポンチャック・ディスコ" の象徴とでも言うべき男イ・パクサ(李博士)。そのデビュー作が本作である。この僕が持ってるのは1992年に韓国TGR(テーガンレコード)よりCD化されたもの・・・を、湯浅学(音楽評論家)、船橋英雄(デザイナー)、根本敬(特殊漫画家)によるユニット "幻の名盤解放同盟" の計らいにより、1995年にP-Vineからニホン国内流通を果たしたもの。オリジナル・リリースはカセットテープで、1989年に発売されている。
ポンチャック・ディスコのスタイル自体は80年代はじめから半ば辺りに確立して大韓国民の間で親しまれていたらしいが、89年、ポンチャック・ディスコ専門レーベル "マンモス" の社長が観光バスで歌っていたイ・パクサを見て、そのままスタジオまで拉致して2時間弱で制作されたというこの作品が、ポンチャック界のスター、イ・パクサの誕生の瞬間である。
彼の歌唱法は一度聴いたら忘れたくても忘れられない独特のもので、伴奏と主唱と合いの手をひとりでやってしまう。しかもそれが軽~くてテキトー。永年の相棒である盲目のキーボーディストのキム・スイルがこのときから関わっているのかどうかは定かではないが、カシオトーンのプリセット音で延々ミニマルに繰り広げられるバックトラックとの相乗効果により、そのノリの良さは比類すべきものがない。すでに18年前の作品ではあるが、その衝撃(笑撃?)の破壊力は今なお健在。イ・パクサはまさに "早過ぎた韓流" の名にふさわしい。

以下蛇足。
僕は95年のニホン盤リリース時に、当時FM大阪でやっていた『世紀末的大阪』という深夜番組でイ・パクサを聴いて衝撃を受け、すぐさまCD屋に走って本作を手に入れて夢中になって聴き倒したのですが、イ・パクサはこのニホン盤リリースがきっかけで翌96年にKi/oon Sonyからニホンデビューを果たし出稼ぎにやって来ます。この年、僕は運良く彼のライヴ(て言うかショウだなあれは)を2度観る機会を与えられましたが、ジャケのサインはその2度目のライヴ(心斎橋のHMVで行われたイベント)のときにもらったもの。ちなみに初ライヴは今は亡き天保山のベイサイドジェニーにて、関西の媒体向けに行われた一般非公開のパーティーでした。内門洋とか吉村智樹が出てた記憶がありますが、あのイベント最高だったなあ。
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Elecktroids - Elektroworld (Warp/1995) 

Elecktroids - Elektroworld
Label: Warp Records (WARP CD 35)
Format: MP3
Released: 1995
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Bleepで買ったWarpの過去作品 (MP3) 7枚を順番に取り上げて来たシリーズは、ひとまずこれが最後。

ElecktroidsはURのDrexciyaのメンバーだった故James Stinsonによるソロユニット。Elecktroids唯一のアルバムである本作のサウンドは、DrexciyaのもうひとりのメンバーであったGerald DonaldによるユニットDopplereffektを想起させる、Kraftwerk直系のレトロフューチャーなエレクトロ(昨今のニュー・エレクトロではない従来のエレクトロのことは、今、何て呼べばいいのだろう? オールド・エレクトロ、なんて呼びたくないしなあ・・・)。
アナログシンセの奏で方や音づくりといい、テクノ通過後を証明する重ためのビートといい、軽やかに歌うヴォコーダーヴォイスも、かすかに嗅ぎ取れるDrexciyaっぽい不穏な空気感も、これはもう最高としか言いようのないエレクトロ。これ聴くと、エレクトロはロックだったんだということが、Afrika Bambaataaの例を出さずしてもよくわかるなあ。
Warpはこのアルバムを一刻も早くCDで再発するべき。このアルバムは、今こそ皆に聴かれるべきマスターピースなのだから。
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Ellen Allien - TimeOut presents The Other Side: Berlin (Deaf Dumb + Blind/2007) 

Ellen Allien - TimeOut presents The Other Side: Berlin
Label: Deaf Dumb + Blind Recordings (DDB300282)
Format: CD+DVD
Released: 2007
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うわ、先週末Ellen Allien来日してたのか。大阪にも来てたのね、知らんかった・・・。EllenのDJ聴きたかったなあ。

そのEllen AllienのミックスCD。・・・じゃなくて、beatjunkieさんも書いている通り、これはEllenがベルリンをテーマにコンパイルしたコンピレーション・アルバムです。一応つながってはいるけど、ミックスされてません。ノンストップ仕様にしたかったのはわかるけど、こんな中途半端なことせずに、1曲ずつ曲間空けて収録してくれた方がまだ良かったかも。
まあそれはそれとして、CDの方は現在のベルリンの音楽シーンを代表するであろうDJ/アーティスト達がかなり幅広く紹介されている。Moritz Von Oswald、Miss Kittin、Booka Shadeといった面々に混じって、Richie HawtinやRicardo Villalobosといった、ドイツ人ではないけど現在ベルリンを拠点に活動しているひとたちまで含まれているのを見ると、ベルリンという街の懐の深さを感じてしまうなあ。
DVDではベルリンの様々なスポットが紹介されている。僕はベルリンには行ったことがないし今のところ行く予定もないけど、いつか行く機会があったらその時はこのDVDを参考にさせて頂こう。

オマケ:あくまでEllenのDJミックスが聴きたかった僕のような向きに、現在Ellenのサイトで聴けるDJミックスのURLを引っこ抜いて貼り付けておきます。
"Ellen Allien Live Recording DJ set at Club 11, Amsterdam on April 20, 2007."
http://www.ellenallien.de/wp-content/uploads/media/audio/DJSet_Club11_200407.mp3
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